陸前高田市議会 2022-09-07 09月07日-03号
第2に、市民に優しい市内公共交通の取組について伺います。市長は、4年前の公約で、高齢者、障がい者の交通と移動手段について、本市の重要課題であり、新たな挑戦として取り組んできたと思います。もうすぐ高田松原公園内の自動運転の実証実験が始まり、先日も矢作地区で、横田地区に続き、支え合い交通の本格実施が始まったようです。
第2に、市民に優しい市内公共交通の取組について伺います。市長は、4年前の公約で、高齢者、障がい者の交通と移動手段について、本市の重要課題であり、新たな挑戦として取り組んできたと思います。もうすぐ高田松原公園内の自動運転の実証実験が始まり、先日も矢作地区で、横田地区に続き、支え合い交通の本格実施が始まったようです。
将来的には、観光周遊だけではなく、市民の日常生活における移動手段として市内公共交通への展開も見据え検討を進めているところであり、こうした新しい技術を活用した地域課題の解決にも積極的に取り組んでまいりたいと考えているところであります。
また、高田松原津波復興祈念公園におきましては、来訪者の移動負担軽減とパークガイドと連携した効果的な伝承活動のため、グリーンスローモビリティを導入するとともに、自動運転技術を活用した新たな移動手段の導入に向けて、将来的な市内公共交通への展開を見据えた実証実験を行うこととしております。
高田松原津波復興祈念公園におきましては、来訪者の移動負担軽減のため、新たな移動手段としてグリーンスローモビリティを導入し、パークガイドによる伝承活動が効果的に行えるよう市観光物産協会と連携した取組を進めるとともに、自動運転技術を活用した新たな移動手段の導入に向けて、将来的な市内公共交通への展開を見据えた実証実験を行います。
交通確保対策事業では、市内公共交通がコロナ禍であっても全体として減少したわけではなく、生活に欠かせない市民の命の足であることが分かりました。年間1万8,000人の目標に対して、現在は1万6,000人ほどですので、これからは市一体となって、公共交通を持続、発展させていく必要があります。
既存の市内公共交通の再編と合わせた各路線のサービスの内容の見直しに関しては、令和3年度5月1日より、移動、利用実態に合わせたダイヤ改正が行われ、新市役所、団地などを中心に、新設されたバス停も多くあります。また、広田線、デマンド交通、今泉線などの市内交通は、道路運送法第21条から4条での運行になり、法律的にも実証実験から本格運行という位置づけになりました。
現在市内公共交通は、移動実態を把握するためのアンケート調査や乗降人数の実態を踏まえ、ほぼ全ての路線が陸前高田駅やアバッセたかた周辺といった中心市街地及び高田町高台部の県立高田病院を経由しており、市民にとってより利用しやすい公共交通の整備に努めているところであります。
(市民協働部長 佐藤由也君登壇) ◎市民協働部長(佐藤由也君) 市内公共交通及び移動手段の考え方につきまして、命により市民協働部長からお答えいたします。 初めに、来年度以降の市内公共交通の方針についてであります。
市民や来訪する方々の足である公共交通機関は、高齢化や独居が進むことにより、市内公共交通と市外からの来訪者や病院への通院などに使用する都市間交通の2つに分けて考える必要があることから伺います。 1点目は、今まで様々な市内公共交通の試験がなされてきましたが、その中で得られた結果や課題をどのように今後の交通施策に生かそうとしているのか、また政策実現、課題解決に向けたスケジュールについて伺います。
市内公共交通機関の現状についてどのように捉え、買い物難民に対する支援について商業者支援の側面からどのようなアプローチができるのかお答えをいただければと思います。 以上で壇上からの質問を終わります。再質問につきましては自席から行います。御清聴ありがとうございました。 ○議長(木村琳藏君) 市長。 〔市長野田武則君登壇〕 ◎市長(野田武則君) 磯崎議員の御質問にお答えいたします。
その結果、市内公共交通の認知度及び利用状況につきましては、一般的に利用するJR大船渡線BRT、岩手県交通路線バスとも認知度が全体の8割程度、利用状況が2割程度で、平成27年度に実施したアンケート調査結果に比べても増加傾向にあります。
当日は、元気戦略室長等から、市内公共交通の利用状況や運行体制、第3次バス交通計画の策定状況などについて説明を受けました。 当市における公共交通は、幹線となる民間路線バスと、それを補完する多様な形態のコミュニティバスの組み合わせによるバス交通を基本として成り立っております。
次に、計画の狙いについてでありますが、市民ニーズに応じた市内公共交通のあり方について、課題を明確化し、さまざまな交通手段の導入検討も行いながら、路線の維持確保及び利用促進のための方針を定め、本市にとって将来にわたり持続可能な望ましい地域公共交通の姿を明らかにすることを目指しているところであります。 次に、ハブ・アンド・スポーク型の公共交通網の狙いと具体的な方策についてであります。
市は、本年度中の市内公共交通のマスタープランとなる陸前高田市地域公共交通網形成計画の策定を進めており、この間交通事業者や行政機関、市内関係団体の代表者等で構成する陸前高田市地域公共交通会議を開催し協議を行ってまいりました。 本会議には、市老人クラブ連合会からも委員が出席し、地域公共交通に関する高齢者としての立場からの意見等を伺ってきたところであります。
市内全体の調査をしたのであればデータを示していただきたいというお尋ねでございますが、公共交通基礎調査は市内公共交通が抱える課題を短期的、長期的に分類し、短期的については順次実施し、長期的については新年度策定を予定しております公共交通網形成計画の基礎資料に活用するための実施をしているところでございます。
中段、市バス運行事業費の地域公共交通網形成計画策定業務委託料は、市内公共交通網の再編に向けた公共交通網形成計画を策定するものでございます。にのへブランド線戦略推進事業費の13節いわてカシオペアブランド発掘・発信業務委託料は、二戸管内で連携していわてカシオペアブランドの発掘・発信を推進するものでございます。 87ページをお願いいたします。
まず、当市の公共交通の現状と地域懇談会での内容についての御質問ですが、市内公共交通のバス運行の現状は、路線バス、市がタクシー事業者に委託し運行している「にこにこバス」及び無医療地区住民に対象に市が運行しているへき地患者輸送バスの、大きく3つの運行形態となっています。
市といたしましては、本年度陸前高田市地域公共交通網形成計画の策定を進めており、その中において市内公共交通事業者から乗り合いタクシーの運行に関する御意見等も伺う機会を設けたところであります。 事業者からは、乗り合いタクシーと路線バスが同じ時間帯に同じ区域を運行している状況が生じていること、一部路線で運行開始時間が早いことなど、ダイヤに関する御意見をいただいたところであります。
運転手からの意見の集約につきましては、市では毎年度市内公共交通の運行方針案を作成し、陸前高田市地域公共交通会議での議論を経て運行方針を策定しているところです。また、本年度策定する地域公共交通網形成計画におきましても、運行事業者の実情を把握するための分科会の開催を予定しております。
本計画は、平成31年度から平成35年度までの5カ年を計画期間とし、新たな市民ニーズに応じた市内公共交通のあり方についてさまざまな交通手段の導入検討も行いながら、路線の維持確保及び利用促進のための方針を定め、関係機関と共有し、本市にとって望ましい地域公共交通の姿を明らかにすることを狙いとしているものであります。